2012-04-18

動画のコメント投稿で「俺得動画の人」との評価を頂きました。すみませんその通りです!(笑)

PS/2キーボードをプレイステーション用コントローラーにする

動機

過去に作った作品を紹介します。

上記作品は、特殊な部品を使ったり、制作が大変だったりしました。

あと、引越の際、プレイステーションはもう使わないだろうと思って、リサイクル業者に送って処分してしまい、上記作品も、実家に送ってしまい、段ボールの奥底に眠っていると思われ、手元にありませんでした。しかし、先日、ハードオフで、ジャンクのPSoneを入手したところ、簡単な修理で治ってしまい、またプレステ熱が再発したのでした。

そこで、身近な入力機器であるPC用キーボードを利用して、プレイステーションのコントローラー代わりに使える装置を作ることにしました。

概要

プレイステーションとキーボードの間に装置をはさんで使用します。

overviewzoom

キーボードは一般的な PS/2 OADG 106/109 キーボードを使用します。

ボタンの配置は下図の通りです。

keyboard

方向ボタンはテンキーの2468だけでなく、カーソルキーやWASDにも対応しています。

○×□△ボタンは、Jのキー(ホームポジション確認用突起が付いている)を中心に配置しました。

設計

AVRマイコンATMEGA328PとPS/2キーボードコネクタ周辺はQuckey2で制作した基板を流用しています。コントローラー用ケーブルは、電源を除いた信号線はプレイステーション用キーパッドとほぼ同じ配線になっています。AVRマイコン搭載のSPI機能で通信しています。

internal

左の青い方がメイン基板、右の小さい方が電源基板です。

電源基板は、プレイステーションの電源を監視して連動し、本機の電源をON/OFF制御する機能を持っています。

なお、プレイステーションから供給される電源は、20mAが上限ですので、キーボード用に、ACアダプタが必要になります。

電源基板

ファームウェア

ATMEGA328P用ファームウェアを公開します。

ps2ps.zip(2012-04-18版)